路地の置縁 | OKIEN
- STATUS | Competition
- PROGRAM | Furniture
- LOCATION | Nishijin , Kyoto
- YEAR | 2020
- CONSTRUCTOR | kumo
- DESIGN | kumo
西陣”路地の家具”デザインコンペティション2019 優秀賞
路地とは、一般的に幅員が3m 以下であることから、車が進入せず安全であり、ヒューマンスケールを維持した魅力ある空間である。西陣エリアにおいては、例えば三上家路地に代表されるように、かつては職人が、昨今においては多様なクリエイターが住み込み、活発な創造・交流の場所になっている。我々は、そんな路地の狭く密な交流が生まれる空間の特性を、自由に移動できる大きな縁側「置縁」によってさらに増強し、魅力ある空間に昇華させることを目指した。「置縁」はその配置によって多様な場所にフィットしたり、カスタマイズして必要な機能を付加的に設えることができ、使う人・場所・時間によって随時その姿が変わっていく家具である。